年賀状の「賀詞」って何?意味や種類を解説!

年賀状の中でも最も目立つ文字、賀詞。

賀詞にはそれぞれに意味があることを皆さんはご存知でしたか?、というかそもそも賀詞って何?どんな種類があるの?今回はそんな疑問に答えていきます。

「賀詞」とは何?

賀詞とは端的に言えば、「お祝いの言葉」です。年賀状に限ったものではなく、祝いの際全般で使われるものですが、最も馴染み深いのが年賀状で使われるものでしょう。年賀状では、住所やコメントなど様々な文字がある中で、賀詞は祝いの言葉として最も大きく目立つように。そして一番最初に目のつく位置にレイアウトされることが多いです。

また、賀詞にはマナーがあります。目上の方に対して、二文字以下の賀詞を使用するのは失礼にあたる。これだけ覚えておいてください!関連記事にも挙げていますので、お時間があればご覧ください。

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賀詞の種類と意味

具体的には、「あけましておめでとうございます」を始め、「迎春」や「謹賀新年」など様々。日本語は表現力が豊かな言語としても有名なだけあって、賀詞にも色々な種類があります。

● 賀詞でよく使われる漢字の意味

「賀」=祝い

つまり「年賀」とは、来たる年のお祝い。「状」を加えたことで、年の初めを祝う手紙という意味になります。

「寿」=めでたい、祝い

結婚式や白寿や米寿と言った記念となる誕生日にもよく使われる「寿」にはめでたいという意味があります。

「春」=年の初め

春と言うと桜を連想するかもしれませんが、春には年の初めと言う意味があります。現代では「新春」の方が伝わりやすいでしょう。

「福」=しあわせ、幸運

福引や福袋などで使われる「福」には幸せという意味があります。中国ではよく春節に「福」の文字を倒して飾る風習がありますが、これは「福が到る」と「福が倒れる」の発音が同じ(フー・ダオ・ラー)ことから、福を倒すと福が到る験担ぎから由来します。

「慶」=めでたい、よろこび

結婚式の招待状の返信に「慶(よろこ)んで出席させていただきます」と記すように、そのめでたさが伝わりやすい漢字です。

「禧」(き)=めでたい、さいわい

年賀状の中にあって読めないからと調べた人も少なくないでしょう。新禧=新年を祝うという意味以外で滅多に使われない漢字なので、年に1度くらいは「禧」の字を使ってみては?

漢字は一文字にしっかりと意味を含んでいるため、端的に一文字で年賀状を作ることも可能です。

● 二文字で表す賀詞

「賀正」=新年・正月を祝う

「がしょう」とも「がせい」とも読んだりします。「正」の字のバランスが意外と難しいので、毛筆上級者にこそトライしていただきたい。

「迎春」=新年を迎える

春の文字に年の初めという意味があることから、「新年を迎える」という意味に。年賀状に記す際は、しっかり元旦に届くようにしたいですね。

「頌春」(しょうしゅん)=新年をたたえる

「頌」には褒めたたえるという意味があります。意味を知ると、ちょっと上から目線な感じもしますね。ある程度の役職者や年配者が使うとしっくり来る漢字です。

一文字同様、二文字もレイアウト上では存在感がありカッコ良いのですが、目上の方に対して、二文字以下の賀詞を使用するのは失礼にあたるというマナーを気にかけると使いづらい点もあります。

● 四文字で表す賀詞

謹賀新年(きんがしんねん)=謹(つつし)んで新年をお祝い申し上げます

字面が好きなのと法人向けの年賀状を作ることの多い管理人が最も多用している賀詞です。

恭賀新年(きょうがしんねん)=恭(うやうや)しく新年をお祝い申し上げます

謹賀新年の一文字違い。恭しいは、相手を敬い礼儀正しく丁寧にする意味です。「今日が新年!」とかけている訳では決してない。

敬頌新禧(けいしょうしんき)=新年のさいわいを讃え祝い申し上げます

褒めたたえる意味をもつ「頌」の字に「敬」(うやま)うの字を加え、少し遜(へりくだ)った印象を加えた四文字賀詞。使っている漢字がどれも難しく、下手なクセにカッコいい…。

相手を敬う意味をもつ「謹」「恭」「敬」の文字を使うことで、目上の方にも使いやすい賀詞が出来上がります。迷った時の四文字賀詞の有能さよ…。

● 文章形式の賀詞

あけましておめでとうございます

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謹んで新年のお慶びを申し上げます

謹賀新年の文章ver。縦書きにすると結構しっくり来るのでオススメです。

「新年」は「新春」に。「お慶び」は「寿ぎ(ことほぎ)」や「ご祝詞」などにも言い換えが可能です。

● 英文の賀詞

Happy New Year = 新年あけましておめでとうございます

ちなみに、冒頭に不定冠詞の「A」をつけるかどうかについてですが、挨拶として使う場合は付けないのが正しいようです。Good morning や Happy birthday と同じような使い方となります。

Have a great new year! = 良いお年を!

海外ではクリスマスカードが主流となるので、年始ではなく年内に翌年の挨拶をする文化となるため、年末に届けるならこんな文体もありです。

 

賀詞の正しい意味を理解して、
自分好みの賀詞を使おう!

こんなにも多くの新年の祝いの表現があるのは、日本ならではと言えるでしょう。メッセージアプリで「あけおめ」でも良いのですが、日本語の美しさを活かすなら断然年賀状がオススメです。

 

余談ですが、有名な書家である武田双雲氏の書を使った年賀状を作れるサービスがあります。筆文字の魅力を感じたい方や平成最後の年賀状に気合いを入れたい方はこちらの記事もオススメです。

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