喪中はがきを受け取った時の、大人の対応法
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悲しい知らせは突然にやってくるものです。
そろそろ年賀状の準備を始める頃に喪中はがきを受け取ると、大切な人を亡くされたご家族の心情を察するあまり、胸がいたたまれない悲しい気持ちになります。
そんな時こそ、相手を思いやる誠意ある対応を心がけたいですね。
本記事では、喪中はがきを受け取った時のマナーをご紹介していきます。
シチュエーション別、喪中はがき対処法
ご不幸を知らずに喪中はがきを受け取った時
お通夜や葬儀に参列できなかった場合、まずは早々に喪中お見舞いを出しましょう。
亡くなられたことを知らなかったお詫びを入れておきます。
寒中見舞いとしてご挨拶することもできますが、できたら受け取った時点でなるべく早くお悔やみの言葉で、悲しみの気持ちを伝えましょう。
ご家族の心に寄り添う思いをそのまま送るだけでも、十分通じます。
先方が落ち着かれた頃を見計らって、訪問してお花と線香を供えたり、または送っても良いでしょう。
ご不幸を知っていた場合
喪中はがきでのご挨拶へのお礼と改めてお悔やみを添えます。
葬儀に参列されていたら、ご家族の様子を気遣うひと言もあれば、きっと励ましになるでしょう。
年賀状を投函した後に喪中はがきが届いたら
この場合は師走に慌てて連絡を入れるのだけは避けましょう。
1月7日以降、寒中見舞いにて、知らなかった失礼のお詫びとお悔やみを申し上げます。
返信の書式
はがきや手紙、電報どのような方法でも、心がこもっていれば、相手に失礼なことはありません。
最近は電報に線香をセットしたものも用意されていますので、すぐに伺えない時は重宝しますね。
生前にお好きだった花にメッセージを添えるのも良いでしょう。
心のこもった気持ちを届けましょう
喪中はがきを受け取ったら、年賀状を送らない、それでは大人のマナーとしては不十分なのがお分かりいただけたましたでしょうか。
だからといって難しく考える必要はありません。
故人を敬い、ご遺族の気持ちを思いやる、それだけを表現できれば、気持ちが伝わり、少しでも心安らぐものです。 年始にあたって、一緒に偲ぶスタートから始まり、悲しみが癒えて、心穏やかな一年を過ごせるよう、筆に託してください。
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